2007年12月28日金曜日

今年もありがとう♪

今日で仕事納めです。
12月に入ってからアッという間に年末です。
クリスマスが終わるとすぐにお正月が来る感じです。

今年はフラメンコについて色々と勉強しました。と言っても、まだまだですが・・・。

日々勉強中なのですが、本当にフラメンコって奥が深いものだと思いました。
衣装も色々なデザインや意味があったり、フラメンコギターにパリージョなど・・・
きりがないほど沢山あります。
来年もフラメンコについて勉強していきたいと思います~

皆様お疲れ様でした。
購入して頂いたお客様どうもありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。
皆様にとって良い年でありますように・・・。

パリージョのお勉強 2♪

素材ごとに音質が違う?!

実際に使用して音を奏でる事で分かる事であり、人によって感じ方はそれぞれなので一概には言えません。
例えば、プロからの需要の高いグラナイージョは、レッスン生が多く使用しているポピュラーなフィブラに比べ、柔らかい高い音の印象があります。

一方、テラやグラスファイバーは柔らかい低い音で、技量でいえば、中級以上向きといえます。ちなみにビリオはその触感どおり、派手で華やかな音です。フィエスタ向けで、こちらも技量的には上級者向けです。

どの素材を選ぶにしろ、それなりの価格帯のものを選ぶならば、実際に手にとり、音の違いを確かめてから購入するのがいいでしょう。良いものを買えば一生ものと言われているパリージョ。

2個目のアナタなら、焦らず、慎重に自分とあったものを見つけたいですね。

パリージョについてとっても勉強になった感じがする。
やっぱり音や素材にこだわって買うのが良いみたいですね~。

2007年12月26日水曜日

パリージョのお勉強♪

パリージョ(カスタネット) 素材について

木質が堅ければ堅いほど良い音が出る。
民族楽器であるパリージョだけに、伝統を重んじた、クラシカルな音を好むバイレ達は今も木製のパリージョを好むそうです。

ツゲ材やクルミ、または堅さに定評がある、グラナイージョ(ざくろの木)やエバノ(黒檀)等が多く使われます。ただ、木材は湿気や気候の急激な変化に弱いだけに、ケアとメンテナンスは欠かせません。

そこで、近年では比較的メンテナンスが楽であるフィブラ(合成樹脂)製の商品が多く出るようになりました。

更に最近人気なのがテラ(圧縮布)やグラスファイバー製です。(やや価格が高い)その他にもビドリオ(陶)製や、比較的安価なプラスティック製など、素材と比例し価格も多種多様です。

自分の好みにあった音質を見極めつつ、また技量に合わせて選ぶことをオススメします。

フラメンコギターのお勉強 2♪

フラメンコギターというと誰もが思い浮かべるあのかき鳴らし(奏法)コレをラスゲアードといいます。
これも唄や踊りの伴奏をする上で音量を上げ、またリズムをはっきりを聴かせる効果を狙ったものと思われる。

もともと伴奏楽器としてフラメンコに登場したギターですが現在はソロも盛んです。
ソロではギタリストが自由に自己表現できます。
フラメンコのソロの場合、クラシックにように他の人がつくった曲でなく、自分のつくった曲を演奏することがほとんどです。

フラメンコのソリストはギタリストとしての技術だけでなく作曲家のセンスも必要とされるのです。
また、ソロを演奏する人のほとんどはソリストになる前に歌や舞踊の伴奏で経験を積でいます。
だからこそフラメンコのリズムが体に染込んでいるのでしょう・・・。

なかなか奥が深すぎのフラメンコギターだ。
なんでも極めるのは大変な経験がいるのは間違いないなぁ・・・・。

2007年12月21日金曜日

ギターのお勉強です♪

ギターといえばスペイン、というくらいスペインの音楽に密着した楽器、ギター。18世紀後半に6番目の弦が加えられ、今日の形になったこの楽器はいわばスペインの国民楽器です。

フラメンコギターとクラシックギターはどちらもいわゆるアコースティックギターを使いますが、フラメンコギターは音の歯切れをよくするために表面板がクラシックギターより薄いのです。

また、フラメンコギターは真ん中の穴の横にプラスチック板がついています。
フラメンコギターはメロディーを奏でるだけでなく、胴を叩くようにしてリズムをとるので、どうしても表面板が痛んでしまうため、それを保護するためにつけられているのです。

このことは、フラメンコギターにとって、リズムが重要であることを示しています。

セビジャーナスって・・・?

セビジャーナスについてのお勉強

ほとんどのフラメンコ教室で、まず最初に教わるセビジャーナスは、実はフラメンコではない!?

古くからセビージャやウエルバ地方を中心に伝わるフォークダンス。
男女、または女性同士のペアで踊る事が多く、スペインでは専門のディスコもあるほど多くの人に親しまれている。

セビジャーナスは軽快な3拍子。毎年様々な雰囲気の新曲が発表されるが、踊りが入る部分の長さやリズムは決まっている。
また踊りにもいくつかの決まりがあって、それさえマスターすればどの曲でも踊ることができる。

2007年12月18日火曜日

フラメンコとカスタネット

カスタネットと曲について調べてみた。

カスタネットはすべての舞踊に使われるわけではありません。セビージャのお祭りで踊られるセビジャーナスやファンダンゴ・デ・ウエルバというウエルバ地方の民謡的な曲、フラメンコの数ある曲種の中でも難曲とされるシギリージャなどではよく使われますが、お祭り的なブレリアスやタンゴではまず使われません。

舞踊の曲種の定番と言うと、このブレリアス、タンゴス、そしてアレグリアスやソレアレス、シギリージャス、タラントといったところです。マラゲーニャ、グラナイーナなど歌のための歌といわれ、踊られることがなかった曲も現在では時に踊られるようになってきました。時代とともに約束ごとからも自由になってきています。

う~んなんだか難しいなぁ・・・

フラメンコ衣装の歴史・・・

フラメンコの衣装はフラメンコ発祥地、アンダルシアの19世紀末~20世紀初頭にかけての衣装がベースになっています。

19世紀末といえば、フラメンコが舞台に上がり盛んになりはじめた時代。このころ、女性は皆長いスカートをはいていました。

お祭り用の盛装として使われた、マントン・デ・マニラと呼ばれる美しい刺繍がされた大判のショールなども衣装の一部として、または小道具のとして使われます。

同じく小道具として使われる扇や帽子も当時の風俗からきています。
短い上着に腰高のズボンという伝統的な男性の服装も当時の盛装です。
が、現在は女性の衣装もフリルがないものがあるように、男性もスーツやジーパンで踊るなど自由なスタイルになってきてます。

フラメンコ音楽を聴こう

踊りが上手な人は、本物をたくさん聴いてリズムを鍛えた人らしいですよ~

で、リズム練習はこのCDで決まりね!

「ソロ・コンパス」 セビジャーナス
全14種
アレグリアス / ブレリアス / ソレア ファンダンゴ・デ・ウエルバ /タンゴ、ダンギージョ&ルンバ グアヒーラ / ガロティン &タンゴ・デ・マラガ /ティエントス 他

CD

アントニオ・ガデス 「カルメン」 映画「タンゴ」監督カルロス・サウラの名作。(サントラ盤)
アントニオ・ガデス「恋は魔術師」コレもサウラ監督のフラメンコ三部作の一つ。(サントラ盤)

「カルロス・サウラのセビジャーナス」 入門曲 セビジャーナスのあらゆるスタイルを網羅。(サントラ盤)「カルロス・サウラのフラメンコ」現代スペインのフラメンコスター豪華総出演作品。(サントラ盤)

「セビジャーナスの30年」セビジャーナスの踊り初心者のスタンダードナンバーCD。
ラジャ・レアル/ルンバ・メドレー「アル・リトモ・ケ・テ・ボンバレア」フラメンコのルンバはノリノリで楽しいさいっぱい♪

フラメンコ衣装で・・・

以前バタ・デ・コーラの話をした続き・・・

ラ・バタ・デ・コリン

明るい雰囲気の踊りの時によく用いられ、昔のバイラオーラ達が好んで着た古いスタイルの衣装。
スカートの扱い、さばきに熟練を要する為、踊り手にも技術が求めらる。

トラヘ・ヒターナ

タラント用の衣装です。スカートの裾が短いので軽やかで激しい踊りをするのに向いている衣装です。



※バイラオーラ ・・・女性の踊り手
※タラント ・・・深い内容の歌

2007年12月6日木曜日

フラメンコ衣装や小物

フラメンコの衣装・小物について最近色々と基礎知識勉強中です。

フラメンコは、曲の種類や歌詞の内容に合わせて、様々な衣装や小物を使い分ける。見た目にも大変華やかな踊りです。様々な衣装や小物が使われているので踊り手や舞台を美しく演出します。


靴(サパスト)

革またはバックスキン製の女性用のフラメンコシューズで、甲の部分はゴム、またはベルトが付いています。また、「サパテアード」が効果的に打てるように爪先とかかとに釘が打ってあります。


パリーリョ(カスタネット)

ざくろの木で作ったもの、布を圧縮して張り合わせたもの(テラ)、合成樹脂で出来たもの(フィブラ)の3種類があります。
2つで1対となり、利き手に高い音、反対の手に低い音を付けて使用する。


ソンブレロ・デ・コルドベス

タンギーリョには欠かせない小物。コルドバ地方の人が日常に使っている帽子で、転じてフラメンコ用に用いられるようになったことからソンブレロ・デ・コルドベス(コルドバの帽子又はソンブレロ)と呼ばれています。


バストン

男性舞踊手又は歌い手が拍子を取るときに使う杖。

フラメンコの小物 2

ペイネタ(飾り櫛)

通常フラメンコでは、モニョ(おだんごヘア)を結って踊ります。モニョの周囲にスペイン風の大きなペイネタをアレンジして華やかに装います。


ペンディエンテ(イヤリング)

ペイネタと同様に大振りのペンディエンテを組み合わせることで衣装に彩りを添えます。

コラル(さんご)

コラルのアクセサリーで踊るのはスペイン女性の誇りと喜び

スペイン女性は「赤いもの」に対して非常に強いこだわりを持っており、なかでも鮮やかな赤が印象的なコラルのアクセサリーを身につけて踊ることを最高のステータスとしています。

コラルはどんな衣装と合わせてもよく、いいコラル持っている踊り手は、多くの場合それを大変誇りに思っています。